《留萌 | 上川 | 空知 | 石狩 | 後志 | 檜山 | 渡島 | 胆振 | 宗谷 | オホーツク | 根室 | 釧路 | 十勝 | 日高 | 休業・廃業》
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新型コロナウイルスの感染が広がっている地域が一部で再拡大しています。 感染拡大の防止のため温泉地の湯巡りもしばらく我慢・警戒の時だと思います。どうしても湯巡りに向かう場合は、各公式サイトなどで コロナ渦での営業時間(日帰り入浴時間)をご確認ください。ここに掲載している各温泉の営業時間はコロナ感染拡大前のものです。 |
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北海道(ほっかいどう)は日本の主要四島の中で最北端にある島で、梅雨(つゆ)が無く多くの火山、天然温泉、スキーリゾート地として知られています。 この北の大地、北海道の面積はとても広大で約83,450Kmもあります。でもこの数字ではピンと来ませんよね。 では下の衝撃的な画像を見ればお分かりになると思います。でっかーいでしょ? |
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でっかーい北海道は「温泉天国」でもあります。そんな「温泉天国」からお勧めの温泉をエリア別にご紹介したいと思います。 温泉マニアに比べると踏破した温泉は、まだまだ3分の1くらいかもしれませんが、ある程度の 温泉情報(400湯以上)をまとめましたので微力ながら、当サイトを通じて全国に発信したいと思います。 |
Mission.1 源泉100%掛け流しの「お宿」、「温泉施設」を厳選してご紹介いたします。 源泉100%掛け流しの温泉を厳選してご紹介いたします。 [加温]は許容しても良いと考えますが[加水]、[塩素消毒]、[循環ろ過]はなるべく対象から外したいと思います。 地球の地底から湧いてきた源泉に何も手を加えていない<新鮮なお湯>の掛け流しだけに向き合いたいと考えています。 |
Mission.2 寂(さび)れた・鄙(ひな)びた「お宿」、「温泉施設」をご紹介いたします。 あまりにも観光地化された<お湯元>はなるべく避けます。 また大手が手掛ける近代的な「お宿」や「ホテル」、客単価の高い高級志向な温泉、団体様が大型バス等で押し寄せる 温泉などは対象から外したいと思います。むしろディープでマニアックな<お湯元>のご紹介にこだわっていきたいと思います。 |
Mission.3 日帰りや1泊程度で行ける「お宿」、「温泉施設」をご紹介いたします。 基本的に日帰り、お泊りしてもせいぜい1泊程度で行ける<気軽に温泉>だけをご紹介いたします。 土曜日と日曜日の最低2日間(宿1泊もしくは車中泊)あれば北海道の端っこまで往復出来ます。 OLさんだってサラリーマン(私)だって、そうで無い方もみんな源泉100%掛け流しの日帰り温泉を楽しめます。 |
Mission.4 思いついたら気軽に行ける「お宿」、「温泉施設」をご紹介いたします。 MY温泉セットだけあれば重装備なしで手軽・気軽に行ける<また行きたい温泉>だけをご紹介いたします。 ディープでマニアックな<お湯元>ほどアメニティーが充実していないのでMY温泉セットは必要かもしれません。 山男・山ガールのような登山装備しないと行けない野湯(のゆ)などは家族向きではないため対象から外したいと思います。 |
Mission.5 温泉分析表が読めなくてもいいです。このサイトでご紹介した温泉は間違いなく良い温泉です。 いいお湯だなぁ〜と心と肌で感じる「お宿」の温泉、「温泉施設」であれば、それは<いいお湯>の証拠です。 人の肌質は十人十色。ご自分にあう温泉をひとつでも多く見つけて欲しいと考えています。 ご自分の身体にあう温泉に出会えば、心身ともに潤いを吸収してしばらく肌がスベスベのツヤツヤになります。 |
日本全国に温泉地はどれだけの数があると思いますか。下表は環境庁の温泉に関するデータ[平成28年度温泉利用状況]を 元に作成しています。温泉地とは宿泊施設のある場所を指します。一軒宿もひとつの温泉地としてカウントされますが 日帰り施設のみの場所はカウントされません。やはり温泉大国と呼ばれる北海道がトップですね。 ちなみに源泉数では大分県の4,385か所がトップです。北海道は第4位の2,230か所です。北海道も大分県はまだ利用されて いない源泉を多く所有していることになりますので今後が楽しみです。北海道の未利用源泉数は907か所あります。 |
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温泉と一口に言っても浴槽にはられているお湯の管理方法は温泉施設やお宿で様々です。浴槽にはったお湯をいつも循環ろ過させながら フィルターに通し続ける「循環ろ過」を採用して常に清潔な状態に保っている温泉もあれば、熱い源泉の温度を下げるために水を加える 「加水」や熱い源泉の温度を熱交換で適温まで下げる方法もあります。逆に適温まで温度をあげる「加温」などがあります。 また流れ出た温泉を再利用するためにレジオネラ菌の殺菌処理のため「塩素消毒」を行うこともあります。 |
<源泉掛け流し> 簡単に言うとこれら「循環ろ過」もしていない、「塩素消毒」もしていない、「加水」や 「加温」もしていない温泉が「源泉掛け流し」と言えます。 あふれ出たお湯はそのまま排水溝へ流れていき再利用しません。 ただし、温度調節のため、泉質を損なわない程度の加水・加温や 地域の条例等で定められた塩素消毒は認められています。 このように「源泉掛け流し」の統一した定義が無く曖昧な部分もあります。 |
<源泉100%掛け流し> @「循環ろ過」を一切していない A「塩素消毒」を一切していない B温度調節のための「加水」を一切していない C温度調節のための「加温」を一切していない Dあふれ出たお湯はそのまま排水溝へ流れていき再利用しない ※温度の低い源泉を温める方法を「加温」と呼ばれています。 加温によって泉質に変化が起こる場合がありますので源泉100%と呼びませんが 熱い源泉の温度を熱交換で適温まで下げる事は源泉100%扱いになります。 源泉の成分をそこなわない熱交換で少しでも入りやすい温度に下げてくれるのはありがたいですよね。 |
水素イオン濃度のことで、0〜14までの数値があります。 ・酸性タイプ(6未満)では、数値が低いほどピリピリする感触があり、肌を引き締めたり殺菌作用があります。 ・アルカリ性タイプ(7.5以上)では数値が高いほどヌルヌルする感触(石鹸作用)があり、美肌効果があるとされています。 (ただし10以上の強アルカリ性泉は肌をカサカサにしてまうので注意が必要です) またpH5.0以下ですと菌の繁殖が不可能とされていますので塩素殺菌や循環ろ過なく源泉100%の温泉を楽しめます。 なお温泉成分の分析および分析書発行手数料は10万円前後の費用がかかりますが平成19年10月20日より、 10年ごとの温泉成分の定期的な分析が義務付けられました。 |
寂(さび)れた・鄙(ひな)びた「お宿」、「温泉施設」ほどアメニティーが充実していません。 石鹸、シャンプー、リンスが無い所も沢山あります。カラン(蛇口)やシャワーが無い温泉もいっぱいあります。 そのような場所こそ素晴らしい泉質に辿りつける事が多いです。 マニアックでよりディープな温泉・お宿を求めるなら出来る限りマイ温泉セットをご用意することをお勧めいたします。 また一度に数箇所の温泉を短時間で巡る時は、下着や湯上りタオルは数枚は必要です。 乾く暇がない下着と湯上りタオルが1枚では心もとないと思います。(特に冬季はいっぱい用意しても損はありませんね) |
<マイ温泉セット> ・湯上りバスタオル(ほとんどの温泉施設には数百円の有料貸出がありますがわざわざ借りるのは勿体ない) ・綿素材のフェイスタオル(同上) ・身体を洗うボディータオル(ナイロン素材のザラザラするもの) ・固形石鹸またはボディーソープ ・小さなディスペンサーに入れたシャンプーとリンス(たいてい自販機などがありますが買うのは勿体ない) (ボディーソープ、シャンプー、リンスなどを入れるディスペンサーは100均で用意できます。200ml前後のサイズが便利です。) ・ケロリン桶(神経質な方はMy桶は必須ですよね!市販されているケロリン桶のサイズは2つありますが小さいサイズがお勧めです。) 関東型は、重さ360g、直径225mm、高さ115mm。 関西型は、重さ260g、直径210mm、高さ100mm。(関西型は、ひとまわり小さい造りになっています=お勧め) ケロリン桶、グッズ類は東急ハンズなどで購入できます。 ・100円硬貨1枚(返却式の貴重品ロッカー、脱衣ロッカーのために。必要以上のお金は持ち込まない方が無難です。) |
<マイ温泉セット(その他のアイテム)> ・イスマット(神経質な方はご用意してもいいでしょう。サウナ室でも使えて便利。100均で売っています) ・扇子(夏場に威力を発揮します。ウチワは携帯に不便なのでお勧め出来ません) ・湯温計(温泉に入った時にお湯の温度を測る仕草がいかにもマニアックな雰囲気を出せるアイテム) ・アヒルのおもちゃ(湯巡りの良き相棒に!和みます) |
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温泉巡りの、楽しみは<年配者>だけのものではありません。 むしろ若い方ほど楽しめる文化だと思います。なぜなら温泉巡りに魅了されたら強靭な体力が必要だからです。 温泉好き・温泉マニアの方なら移動時間も含めて1日に5湯以上は巡るでしょう! でも最初はご自分(あるいは同伴者)の体力に合わせたペースで湯巡りをお楽しみください。 また長湯や強い温泉成分ですと身体に刺激を受けて<湯あたり>する事もしばしばあります。十分な注意をお払いください。 |
日帰り温泉の「お宿」、「温泉施設」のオープン時間、クローズ時間、入浴料金は、訪問時の情報を都度更新していますが 目的の日帰り温泉地に向かう際には出来る限り、最新の情報(臨時的なクローズ、定休日の変更など)をお電話、公式サイトなどでご確認ください。 温泉は刻々と変化する代物です。不慮の事故や各種の故障・震災で急遽メンテナンスすることもあります。 四季を問わず寂(さび)れた・鄙(ひな)びた「お宿」、「温泉施設」ほど最新の情報を入手してください。 |
乳がん手術等、傷あとを気にして温泉入浴の楽しさを控えている方が多いと聞きます。 以前から傷跡をカバー出来る「入浴着」が市販されています。この「入浴着」を身に着けて気軽に入浴出来る温泉施設の拡充を切に求めます。 傷跡をカバーする「入浴着」は清潔なものです。お湯を汚す事は絶対にありません。これを見かけた方は是非温かい心で接して欲しいものです。 各地方の自治体も含めて札幌周辺部の温泉施設ではどこが真っ先に取り組むのか今後が楽しみです。(ちょっと遅れている様な気がしています) 下記引用は「とかち女性がん患者の集い プレシャス」様からご提供を頂いた啓発ポスターです。 石狩管内札幌市より先に、十勝エリアに留まらず全道的に活発な啓発活動に取り組んでいる団体様です。すばらしいですね。 以前は温泉が大好きだった女性も男性も手術等で傷あとが残り、温泉に入る事を躊躇うなんて「もったいない!!」 温泉天国 北海道だからこそ、各自治体や各温泉施設様はもっともっと関心を持って欲しいものです。 下記ポスターがある温泉施設では、安心して温泉に入る事が出来ます。このポスターがある温泉施設については 「とかち女性がん患者の集い プレシャス」様のホームページの[入浴着ご協力施設紹介]でご確認出来ます。 |
こちらの引用は長野県 食品衛生課の「入浴着」啓発ポスターです。地方自治体が率先して活動しています。(すばらしいですね) |